トロントに留学すると決めたけど、家はどうするのかな?ホームステイ?シェアハウス??アパート???
留学が決まって、リアルな衣食住情報が必要な方に向けて、今回はトロントでの部屋探しの実態や方法をお伝えします!
かくいう私は2023年4月からトロントにCOOP留学中。はじめはホームステイをしました。渡航後から実際に家探しを経験し、無事に次のお部屋が見つかりました!現時点の超リアルな情報を共有いたします。これから留学に行く方やこれからトロントで部屋探しをする方の参考になれば嬉しいです!
留学準備編はこちら:【超リアル】社会人のカナダCO-OP留学準備のすべて
トロントの居住方法
家(部屋)の形態
調べているとあまり聞きなれない単語をよく目にします。中でもよく出てくるものだけご紹介します!
Basement/ベースメント
地下もしくは半地下にある部屋。トロントにはこのベースメントがあるお家が多いです。ベースメントの部屋をそれぞれルームレントしていたり、ベースメントを丸々貸し出していたりします。ベースメントにキッチン、バスルーム、洗濯機が置いてあることがほとんどです。窓があったりなかったり、玄関が1F以上とは別だったり、家により様々です。
Upper Floor/アッパーフロア
2F以上の部屋のことです。景色が良かったり光が入ったり、1Fよりも防犯上良かったり、というメリットがあります。
コンドミニアム
日本でいうマンションのようなビルに入っている家のこと。40階以上の高い建物も多いです。現在建設ラッシュでトロント市内でもたくさん建てられています!中には建物内にプールやジム、パーティールームがある場合も!!家賃は高めのことが多いです。
住み方
Room rent/ルームレント
一軒家やコンドミニアムなどの一部屋ずつを貸し出す形態。キッチンやバスルーム、洗濯機などは他の居住者とシェアになることがほとんどです。オーナーが別の階に住んでいたり近くに住んでいたり、いなかったり。様々です。
Share house/シェアハウス
数人で一つの物件を借りて住むこと。自分も借り主の一人となります。知り合いなど信頼できる人とシェアをするようにしましょう。借りる際はクレジット情報などが必要となることもあり、少しハードルは上がります。
Homestay/ホームステイ
そこに住む家族と一緒に生活をする形態です。家賃に食費も含まれていることがほとんどで、だいたい2-3食/日が提供されます。バスルームなどは全てその家族と一緒に使用することになります。ホストファミリーとの相性により居心地の良さはかなり変わります。また待遇もホストファミリー次第です。
クラスメイトと話している限り、フィリピン系の家庭が多いような…家族の定義が広いからかもしれません。
家賃相場
学生は費用を抑えたいはず。ただしコロナ以降家賃が高騰しているようです。
ルームレントで頑張れば$600台、高いと$1100くらいの物件も普通にありました。私の周りでは$700-900の範囲で探している人が多いように感じました。
ホームステイは$1100-1300くらいが相場かと思います。食費も含まれると思うと、費用的にはお得になる場合もあるかも?
見つけ方
ホームステイの場合はエージェントや学校経由で手配することも可能でしょう。それ意外だと、これからご紹介する方法で見つけることが多いです!
Kijiji
留学生が高確率で利用している掲示板サイト。とにかく色々な部屋が出てきます!予算や条件などを設定して、自分の条件に合う部屋を見つけていきましょう。かなりの頻度で更新されている印象です。詳細な説明を書いてくれていたり、たくさん写真を貼ってくれている人がいる一方で、ほぼ説明がなかったり写真が1枚しかなかったりすることもあります。気になる部屋があれば、メッセージ機能を使って問い合わせて、条件を明らかにしてから進めていきましょう。ただし返信が返ってこないこともよくあります。
Facebook Marketplace
現地の人もよく活用しているらしいサービス。Facebookのアカウントがあれば利用可能です。アプリのマーケットプレイスタブから検索をかけます。検索のコツは後ほどご紹介します!Kijiji同様様々な部屋が出てきます。条件をよく読んで不明点をしっかりと確認してから進めていく必要があります。ただし、Kijiji同様返信が返ってこないことがほとんどです。
e-Maple
日系人向けの生活情報サイト。アルバイトの募集や生活に役立つ情報が掲載されていますが、その中に空き部屋情報も掲載されています。オーナーが日本人や日本にゆかりのある方であることも多く、ルームメイトも日本人である可能性が高いです。英語に少し不安がある方や、安心感や綺麗さを求める場合はこちらで探すのも良いかもしれません。返信率は前の二つよりは高いかも?
人からの紹介
やはりコネ社会のカナダ。知人の紹介はとても有効です。実際に私の友達にも、知人から”私の家、一部屋空いてるらしい!”と連絡を受けて内見に行き、実際に住むことを決めた子がいます。また私自身も学校のクラスメイトから”いい部屋があったけどタイミングが合わなくて入ることやめたんだよね〜興味ない?”と言われ、内見の調整まで進みました。(その後私も条件が合わずキャンセルしましたが。)本当にコネクションが大切なんだなと感じます。
良い部屋を見つけるコツ
とにかく毎日見る
いい物件はすぐに埋まります。頻繁にチェックして良い部屋を見逃さないようにしましょう。特にダウンタウンや駅から近い場所は競争が激しいです。
色々なキーワードで調べる
“Room for rent” “Share house” “Room for student” “Room share” などいろいろな単語で調べてみると、違う部屋がヒットすることがあります。また、気になる駅や通りがあればその名前で検索すると引っかかることもあります!
気になったらメッセージを送る
返事は基本返ってきませんが、めげずに気になるところにはアプローチをするようにしましょう。いい物件はすぐに埋まります。即行動!
必ず内見をする
安全に快適にトロント留学ライフを過ごすために、内見は必ずしましょう!写真だけでは分からないこともたくさんありますし、オーナーや一緒に住むかもしれない人たちの雰囲気、周辺の治安などを実際に見ることも大切です。内見で確認するべきポイントは次にまとめます!
諦めない
入居可能日の2週間前に始めて掲示される部屋もあるので、焦らず探しましょう。日本のように何ヶ月も前から確定させる必要はありません。むしろギリギリのほうが良い部屋が出てくることもありますよ。
危険な地域は避ける
トロントは世界的に見ると安全な場所です。しかし、日本ほど安全な国はないのです。
治安が悪いと有名なJane-Finch以外にも、Eglinton Westやダウンタウンの東側など、あらゆるところに危ない場所は潜んでいます。必ず地図を確認し、治安を調べてから進めるようにしましょう。
私も一度Eglinton Westのお家に内見に行きましたが、駅を降りた瞬間から危ない雰囲気を感じました。。後で調べたりトロントに長く住んでいる人に確認したところちょっと危険な地域とわかりました。住んでいる人もいるので、絶対に悪い場所というわけではありませんが、気をつけたほうが良いですね。
内見で確認するべきこと
家の中
- インターネット環境、家賃に含まれているか
- 冷暖房、家賃に含まれているか
- 洗濯機の有無、家賃に含まれているか
- バスルームは何人でシェア?
- シャワーの水圧
- どの家具が部屋に備え付けか
Wi-Fi、冷暖房、洗濯機が家賃に含まれているかどうかは、本当に家によって違います!生活必需品だからこそ必ず確認しましょう。洗濯機はもはや置いていない家もあります。。街中では日本よりもコインランドリーをよく見る気がしますね。
ルール
- 洗濯のルール(時間や回数)
- キッチン(時間や冷蔵庫の使い方、棚の分け方など)
- ゴミ(誰がいつやる?)
- 掃除(誰がいつやる?)
- 門限はあるのか?
- ゲストOK?宿泊OK?
ルールもやはり日々の生活の中で快適に生きるために必要なもの。厳しすぎるのもよくありませんが、ある程度決められていないと家の中の秩序が保たれていないかも…という懸念も生まれます。
家賃、契約関係
- 滞在期間
- 最短いつまで
- 最長いつまで
- 退去時には何週間前に伝える必要があるか
- 家賃はいくらか
- デポジットはいくらか
- 最後返ってくる?
- 家賃に当てられる?
- 支払い方法
- 現金?
- e-Transfer?
- 領収書出してもらえる?
これは本当にCriticalな問題。後からごたごたと問題にならないようにしっかりチェックしましょう。領収書はもし何か問題が起きた時に証拠として残せるので、現金払いの場合はもらえるかどうか確認することをおすすめします。
居住環境
- オーナーもその物件に住んでいるかどうか
- どんな人が住んでいるのか、よく住むか
- 周辺の治安
- 周辺のお店(スーパーや薬局は近いか、”危ない”お店が近くに無いか)
オーナーさんが近くにいたり頻繁に家の管理に来ている場合は、家がきれいに保たれる傾向がありますので、聞いてみましょう。
以上、実際に部屋探しをしてみて分かった探し方と良い部屋を見つけるコツでした。どなたかの参考になれば嬉しいです!何か質問がありましたらDMいただければと思います!
お読みいただきありがとうございました😊
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