カナダのトロントでの1年間の留学を終えて、日本へ帰国いたしました!!!とても楽しくて毎日忙しく充実していて、本当に行ってよかったと思っています。
いよいよ帰国の時期。せっかくだからバンクーバーやシアトルなどの西海岸を旅行して、バンクーバーから日本へ帰国することにしました。そこで問題になったのは荷物!!!1年分の服も靴も上着もお土産も、、と全てを持って旅行するわけには行きません。というわけで、事前にトロントから日本へ送ることにしました。
今回はこれから同じように国を超えて身の回りの荷物を送りたいと思っている方に向けて詳しく書いていきます!お読みいただければ最初から最後までイメージを想像できるはずです。それではお付き合いよろしくお願いいたします!
選んだ業者
いくつか業者がありますが、私はYamato Transport U.S.A.にお願いしました。そうです、あのクロネコヤマトです!選んだ理由はお値段的に高くなかったことと、何よりも安心感です。日本の企業のため、すべて日本語で対応していただけますし、紛失することも大幅に遅延することもなさそう、と思って選びました。
そしてヤマトの国際宅急便サービスにもいくつか種類がありますが、私は「国際宅急便別送品」を選びました。帰国してから配送されるので少し時間はかかりますが、身の回り品が課税対象にならないため選んでみました。
手続きの流れ
私は段ボール箱2つとスーツケース1つを2回に分けて依頼しました。以下詳細を書いていきます!
梱包
段ボールやスーツケースを用意して荷物を詰めます。私はアルバイト先で程よい段ボールを手に入れることができましたが、それが無い場合はCanadian TireやCostcoなどで購入できると聞きました。ヤマトでも買えそうです。入り切らないものや不要なものはFacebook Marketplaceなどで売るか、人に譲るかして減らしていきましょう!
大きさ/重さの制限は3辺の長さが160cm以内もしくは、重量25kg以内です。スーツケースは一回り大きい段ボールにいれる必要があり、その段ボールが制限内である必要があります。用意する際にはお気をつけください。スーツケースを入れる段ボールは、自分で用意するのが難しければヤマトにお願いすることができます。(有料。後ほどお値段ご紹介します。)
中に何を入れたかわかるようにメモを残しながら梱包しましょう。発送手続きで必要になります!
発送できない「禁制品」があります。禁制品リストをよく確認してから梱包するようにしましょう。万が一入っていた場合、事業所に回収しに行くか廃棄してもらうかを選択することになります。私は荷物の中に薬箱が入っており、その中に電池が入ったままの体温計が入っていました。それもしっかりチェックされ、電池だけ廃棄となりました。
発送手続き
オンラインで発送手続きをします。画面の指示に従っていくだけなので難しいことはありません。
1.利用目的「日本帰国・訪問の荷物」を選択。
2.すべて「はい」を選択し、日本到着予定日を入力。
以上です!とてもわかりやすいですね!
集荷/取扱店へ持ち込み
私はどちらも経験しましたので、分けて詳しくお伝えします。
集荷
荷物が重い場合は、集荷をお願いするのがおすすめです。私はメールで連絡を取っていましたが、電話でも予約を受け付けているそうです。予約が埋まっていることも多いようなので、早めに予約を取るようにしましょう!午前(9-12時)と午後(1-4時)から選択することができます。
集荷は日本人のお兄さんが来てくれました!安心!パスポートなどの写真付き身分証明書を提示する必要がありますので用意しておきましょう。スーツケースはそのまま渡しました。開披検査があるため、鍵は開けておきます。スーツケースの梱包はヤマトさんにお願いしました。梱包料金は後日オンラインで支払うので、現金を用意しておく必要はありませんでした!
集荷のお兄さんが、事務所のスタッフは全員日本人だとおっしゃってました。すごい!
取扱店へ持ち込み
トロントのTTCで行ける範囲に持ち込みができる取扱店がいくつかあります。こちらから検索することができます!
私はBay駅すぐのビルの中にある、IACE Travel – Torontoに行きました。ここも日本人の方が対応してくださるのでとても安心です!ヤマトで発送する荷物の持ち込みであることを伝えると、スムーズに対応してくださいます。パスポートなどの写真付き身分証明書を提示する必要がありますので必ず持っていってください。
到着前に電話をするようにと書かれていますが、実際に電話をしてみるとびっくりされました(笑)電話はどうやらいらないようです。
必要書類のアップロード
オンラインで発送手続きが完了した時点でヤマトから「別送品必要書類アップロードのお願い」というメールが届きました。メール内のリンクから以下をアップロードします。
2. ビザ(滞在許可証)のコピー (帰国日を含めた過去1年以上の有効期間のもの) (外国籍のお客様) 日本の VISA、在留カード等のコピー(1年以上)
3. パスポート中の日本出国スタンプのページ
4. パスポート中の日本入国スタンプのページ(日本ご入国後)
5. 新品送付の際のレシート、その他書類
3番の日本出国スタンプがない場合は、日本を出国してカナダに到着したときの旅程が分かるものでも構わないとのことです。これから日本を出る方は出国スタンプをもらっておいたほうが何かと良いかもしれませんので、出国時は入管に立ち寄ることをおすすめします。
4番は帰国してからの対応になります。
5番について、担当の方に問い合わせたところ「新品のレシートに関しましては、同じアイテムで合計$100.00を超えるものが対象となります。」とのことだったので、対象のものがある場合はアップロードしましょう。
帰国後の書類記入と提出
帰国時は到着空港で税関に「携帯品・別送品申告書」(以下、申告書)を2枚提出します。全く同じ内容のもの2枚です。航空機内でCAさんに別送品があると伝えると問題なく2枚いただけますし、もらえなかった場合も空港にたくさん用意されているので、焦る必要はありません。記入方法は発送手続き後にヤマトから送られてくるメールに詳細がありますので、確認して記入しましょう。
税関では、押印済みの申告書が1枚返却されます。その申告書は空港内にあるヤマトのカウンターへ提出します。この申告書を渡しておくことで、ヤマトが代理で荷物の通関をしてくださるというわけです。簡単な書類に情報を記入し、パスポートのコピーを取ってもらって、カウンターでの手続きは完了でした!
ここで、一緒に帰国スタンプの写真を取ってアップロードしておきましょう。私はこのアップロードを忘れていたため少し到着が遅れてしまったような気がしています。。
もしも帰国スタンプをもらい忘れてしまった場合は、出国スタンプと同様、カナダから日本までの旅程がすべてわかる書類を提出するのでも良いみたいです。
手続きは以上!あとは待つだけです!
※場合によっては税金を払わなければならない場合があるようです。その際は受取の際に支払いが必要です。
届くまでの期間
私の発送/帰国スケジュールはこのような感じでした。
5月12日 最初の荷物発送手続き、集荷予約
5月17日 最初の荷物集荷
5月21日 スーツケース梱包代支払い
5月22日 追加の荷物発送手続き、取扱店へ持ち込み
5月30日 日本帰国
6月1日 帰国スタンプアップロード
6月12日 自宅にて受取完了
費用
最初の2箱分…$488
スーツケース梱包代…$25
追加の1箱分…$206
というわけで合計$719でした。ちなみに2箱以上同時に手続きをすると一箱あたり$10割引になりますので、まとめて申請するほうが少しお得です。
以上です!
状況は変わる可能性がありますので、送る際はご自身で公式ページなど見てみてくださいね。帰国時に荷物を送る際の参考になれば幸いです!お読みいただきありがとうございました。
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