カナダにワーホリやCOOP留学のビザで滞在するとアルバイトをすることができますよね。カナダ特にトロントは物価が高いので、やはりお金が必要…ほとんどの方がアルバイトを探すことになると思います。その探し方をリアルな体験談と共にお伝えします。
かくいう私は2023年4月からトロントにCOOP留学中。実際に仕事探しを経験し、無事に現地のお店で働けることになりました!(それもなんとInstagramのフォロワー7万人越えの人気店!!!)これからトロントでアルバイト探しをされる方の参考になりますように。
探し方
オンライン
一番定番の方法です。留学生はもちろん、現地の方もオンラインで探すことが多いようです。主なサイトはこちらの二つ!
Indeed
現地の方も使う求人サイト。たくさんの仕事が掲載されているのでフィルターをうまく使う必要があります。応募が簡単ですが競合がとても多いため返信率は低いです。
What:職種のキーワード “server”や”cafe”など
Where:行動範囲の中心地 “Toronto”など
Date posted:Last 3 days
Within 10km
Job type:Part-time
私たちは外国人なので、返信がなくて当たり前と思って活動することをおすすめします。
e-Maple
日系人向けの生活情報サイト。日本人オーナーだったり、日本食レストランだったり、あまり話をしない仕事だったり。英語が苦手な方でも働ける場所を見つけやすいです。逆にいうと英語力を伸ばしたい方にとっては物足りないところが多いかもしれません。また、悪質なものが混ざっていることがあるので少し注意が必要です。
私の2つ目のアルバイト先はe-Mapleで見つけました!日本人の方がほとんどの職場ですが、接客業務なので仕事中は英語:日本語=6:4くらいです。仕事内容に注意して選べば楽しく働ける場所が見つかります。
直接お店にレジュメを配る
日本では考えられないですが、お店に直接レジュメを持って行って手渡す方法です。店頭に”Now hiring”と掲示されていてもいなくてもトライしてokです。
声の掛け方
Hello how are you~?くらいの軽い挨拶の後に、I’m now looking for a part time job, and interested in working in this shop/store/restaurant/cafe(場所に合わせて). Are you now hiring? Here is my resume. という感じ。お店の方も慣れているので、マネージャーに渡しておくと言ってくれたり(本当に渡してくれているかどうかは謎)、名刺をくれたり、その場で面接シートを書いてくれと言われたり。スムーズに対応してくれました。
どんな職種がいいのか、働ける曜日と時間はいつかなど、その場で聞かれることもありました。またそのまますぐに面接だったという友達もいました。ある程度調べて答えを考えた上で行くことをおすすめします。
知人からの紹介
人の繋がりが重要視されるコネ社会のカナダだからこそ方法です。そしてこれが一番早くて確実です。
“実はちょっと人手が足りないんだけど、誰かいい人いない?”と従業員に聞くオーナーさんが多いんです。その方が信頼できる人だけにアプローチできるので、たしかに良い方法ですよね。そして私たちもお店の雰囲気や仕事内容などを細かく先に知ることができるので安心して進めることができます。Win-Winなので、この方法が一番多いというのも頷けます。
わたしもこの方法でローカルのお店でアルバイトができることになりました!その体験談はのちほど詳しく書きます。
メリット・デメリット比較
これまでご紹介した3つの方法のメリット・デメリットはこちらです。それぞれに良し悪しはあるのですべて並行して活動していくことが鍵になってきます。
メリット | デメリット | |
オンライン | – 応募が楽 – たくさんの仕事を見つけられる |
– 返信が返ってこない – 競合が多い |
直接お店にレジュメを配る | – 直接アピールできる – お店や働いてる人の雰囲気を知れる |
– 時間と労力がかかる – 行っても受け取ってもらえない時がある – レジュメを印刷して持ち歩かなければならない |
知人からの紹介 | – 採用までのペースが早い – 安心して進められる |
– ちょっと違うかも…と思った時に言い出しづらいこともある |
面接前にやること
SIN、給与を受け取れる銀行口座
この2つはカナダで働くために必須です。応募の前にかならず用意しましょう。
SINについてはこちらの記事で詳しく書いています!
レジュメを作る
こちらも応募するために必須です。
日本の履歴書のようにフォーマットが決まっているわけではありません。インターネットで “Resume Template”などと検索してみると様々なテンプレートが出てきますので、それを編集していくと簡単にきれいなレジュメを作ることができますよ。
書き方についてはこちらのサイトがわかりやすくておすすめです!
トロント留学センター:https://www.toronto-ryugaku.com/resume
バンクーバー留学センター:https://www.vc-ryugaku.com/resume
面接準備をする
長所、短所、志望理由、働ける日と時間は最低限答えられるようにしておきましょう。先程もお伝えした通り、レジュメを持っていったらそのまま面接ということもありますので、応募する時点で考えておくほうがベターです。
面接準備についてはこちらのサイトがわかりやすい!
Active8:https://activ8ryugaku.com/ryugakulife/Canada_Workingholiday_zettaikikareru_jobinterview/
資格をとる
職種によって、持っていると有利になる資格があります。アルバイト先として飲食店を選ぶ人が多いと思いますので、飲食店で有利になる資格をご紹介します。
Smart Serve
オンタリオ州のバーやレストラン、小売店などでお酒を扱う全従業員が取得する必要がある資格。これを持っていないとお酒を提供する仕事に就くことができません。オンラインでコースを受講してテストを受けられます。少しお金はかかりますが、サーバーやバーテンダーなどの仕事に応募できるようになりますので、そのような職種に興味がある方は取っておくとよいでしょう。
Food Handler
食品を安全に扱うための知識があることを証明する資格。レストランやカフェでのお仕事に応募する際有利ですが、必須ではありません。
私の体験談
ざっくりとやったことをご紹介
カナダに到着して4日後からIndeedで仕事を眺め始めました。
その週のうちに学校のキャリアカウンセラーにレジュメをチェックしてもらい、GOをもらいました。
それからIndeed経由、働きたいお店のウェブサイトから直接、学校経由、お店で直接レジュメを手渡し、など様々な方法で合計22件に応募しました。そのうちやり取りができたのは4件、面接を受けたのは3件です。
最終的にゲットできたお仕事は、クラスメイトから紹介してもらったローカルのおしゃれなサラダ屋さんです。WhatsAppで案内をもらって、すぐに担当者にレジュメを添付したメールを送りました。翌週に面接を受けることになり、必死でお店の歴史やメニューなどを勉強。面接は雑談のような形で約10分間お話。2日後まで結果を伝えると言われていましたが、結局は4日後の朝にやっとメールが届きました(笑)落ちたと思ってすでに他のお店にレジュメを持っていったりもしていました。このゆるさはさすがカナダです(笑)クラスの友達も一緒に合格して、晴れて一緒に無職卒業です!絶対にローカルのお店で働きたいという気持ちがあったので、諦めずに頑張ってよかった!
元々はクラフトビールのお店で働きたかったのでSmart Serveを取得しましたが、それは残念ながら使わないことになりました。
やってよかったこと
渡航前にレジュメをある程度作っておいた
先に作っておいたことで、早く動き出すことができました。渡航してからだと、慣れない土地での生活や慌ただしい日常が待っています。ゆっくりと時間を取って自分のことを見つめなおす時間は日本にいる間に確保しておくことをおすすめします。完璧なレジュメではなくても大丈夫です。学校の先生に見てもらうなどして渡航後に完成させて、その後すぐ行動に移しましょう。
紹介があった時にすぐに応募した
やはり即行動が大事です。私の場合は直接教えてもらったわけではなく、クラス全体のWhatsAppグループにメッセージがと届きました。クラスメイトも時にライバルですので、とにかく早く、そして好印象を持ってもらえるようなメールを送ることを心がけました。
諦めなかった
応募件数が15を超えた頃、さすがに自信を失いかけました。やはりジャパレス(=Japanese Restaurant)に行くしかないかな…と思い始めていました。ただ、やはり英語環境で働きたかったですし、色々な国の人と会いたかったので、最後までなんとかその意志を貫き、実際にその目標を達成しました。途中で諦めていたら満足のいくアルバイトは手に入らなかったと思います。
辛かったこと
返信が返ってこない
とにかく返信率が低いです。これはクラスメイトも全員言っていましたし、先生も言っていました。なので気にする必要はありません。ただ、相手にされていないと感じて少ししんどいです。ただその分返信をもらえたときの嬉しさは半端ないです!!
働きたい場所と自分の生活リズムが合わない
私はクラフトビールが大好きなので、ビアバーやブルワリーのタップルームなどで働きたいと思っていました。そしてはじめはトロントダウンタウンにあるビール関連のお店を中心に応募していました。面接まで進んだお店もありましたが、夜の時間帯に働き手がほしいお店側と、夜の時間帯に学校があるので平日午前中に仕事をしたい私とでスケジュールがマッチせずうまく進みませんでした。。これはどうしようもないので、ビールのお店は諦めざるを得ませんでした。
以上、トロントでのアルバイトの探し方と体験談のご紹介でした。
これからトロント(もしくはカナダ)に留学する方にとって少しでも参考になれば幸いです!
ともに頑張りましょう。何か質問がありましたらDMいただければと思います!
ちなみに職探しと同時に家探しも進めていました。この頃は色々決まらずストレスMAXでした(笑)
詳しい記事はこちら↓
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